ビミーデジタルとは

『つれづれ酒マガジン ビミーデジタル』は、1985年創刊のタブロイド判月刊日本酒専門誌『美味しい酒マガジン 月刊ビミー』から飛び出した、日本酒に関するモノ・コトや晩酌のお供に読めるアレ・コレを発信するウェブマガジンです。

長い歴史の中で、日本酒を取り巻く環境の変化はめまぐるしく、その動向を常に誌面に捉えてきたビミー。

酒蔵はこの数十年で激減しましたが、幸いなことに日本酒はどんどん美味しくなっていきました。

実は、これまで日本酒には爆発的なブームはありませんでした。

でも、だからこそ日本の酒蔵は地域に根付く産業であり、日本文化が育んだ日本の誇るべきものなのです。

そんな伝統産業のイメージが強い酒造業ですが、努力を怠らない酒蔵の歴史が刻まれ、そこには変化がありました。

日本酒の魅力や可能性に気付き、日本酒の未来を拓いていくことを目指す人々が、次々と現れてきました。

そしていま、日本酒を取り巻く世界は、とっても面白くなっています。

そんな世界を、より柔軟に、より面白く、より多くの人に伝えたい。

日本酒のことを、少しでも気になってもらえたら。

わたしたちがデジタル版を起こした、所以です。

たかが酒、たかが食ですが、されど酒、されど食でもあるのだと思います。

お酒を飲む、食事をすることは、人間の本能的部分を満たしていくものです。

ただ、美味しいものを飲んだり、食べたりすると、人は何とも言えない人間味溢れる「いい表情」をします。

それを共有することで、また人々に笑みがこぼれていきます。

この先に酒文化、食文化が作られていくのだと思います。

ビミー創始者 故・武者英三

ちょっと大袈裟でしょうか。

いえいえ、盃を傾けながら、「ふふっ」「へえ〜」、感情がちょびっと揺れる。

難しいことを考えなくたって、その揺らぎの共振が自然と文化を形成していくのです。

だからより気軽に、日常の中で日本酒を楽しんでほしい、「たかが酒、だから良い」という視点で、「されど酒」の魅力を発信しています。

つれづれなるとき、お酒を片手にわたしたちを思い出してください。

あなたのお酒時間に彩りを添える「読むおつまみ」、どうぞお召し上がりください!