ときめく一献-ズッキーニのレモンマリネ

2026.06.03

 蒸し暑い日が増えてくると、不思議と体が求める味 ー 少し酸味があって、みずみずしくて、冷えた日本酒にも合うような一皿。

 そんな季節に作りたくなるのが、ズッキーニのレモンマリネ。

 ズッキーニはイタリア野菜のイメージがあるけれど、もともとは中南米原産のカボチャの仲間だそう。現在の細長い形に改良されたのはイタリアと言われ、日本でもここ数十年で一気に身近な夏野菜の仲間入りだ。

 スライサーで薄切りにしたズッキーニを軽く塩もみし、オリーブオイルとレモンでマリネするだけそのまま胡椒ぱらり、とってもおいしいけれど、味変で、最後にパルミジャーノを振り掛けたら、爽やかな吟醸系だけでなく、こっくりした純米酒にも合わせやすい。マリネしたズッキーニを冷蔵庫で少し冷やしておくと、さらに爽やかさも増す。

 ズッキーニは水分が多く、カリウムやβカロテンも豊富。汗をかく季節のむくみ対策や、夏の疲れた体にも嬉しい野菜なので、オリーブオイルと合わせることで、栄養も吸収力アップ!クセも少ないので、レモンの香りや日本酒の繊細な香りを邪魔しないところも魅力だ。

 箸休めのつもりで作っても、気づけば何度も箸が伸びてしまう。

 キリッと冷えた日本酒と合わせながら、夏の食卓にそっと置いておきたくなる一皿をどうぞ召し上がれ!

【材料】 
 ズッキーニ   1本(塩を振る)
 スライサーで薄切りに

〔マリネソース〕

オリーブオイル 大さじ1
 塩こうじ   小さじ1
 レモン汁   小さじ1
 はちみつまたは砂糖  小さじ2


 パルミジャーノチーズ  好みで
 黒胡椒     仕上げに少々

スライサーで薄切りにしたズッキーニに、塩を軽めに振り、水分が出始めたら、余分な水分を切る。ボールにソースの材料を全て入れよく混ぜ乳化させる。水気を切ったズッキーニをボールに入れ、よくなじませる。お好みでパルミジャーノチーズ、黒胡椒をかけて出来上がり。

著者プロフィール:小門 亜裕子 (料理家)「WASHOKUを世界に!」をキーワードに世界に日本の「美味しい」を届ける活動をしている。年間3000人の訪日外国人が受講する和食料理教室Buddha Belliesを主宰。著書 『英語でレッスン!外国人に教える和食の基本』《秋山亜裕子 IBCパブリッシング》

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