ご挨拶

お酒を飲む、食事をする。その行為は人間の本能的部分を満たしていくものですが、とりわけ美味しいものを飲んだり、食べたりすると、人は何とも言えない人間味溢れる「いい表情」をします。多くの人たちからこの「いい表情」をできるだけ見たい、老若男女を問わず公平にすべての人が享受できる世界をつくりたい、それが名酒センタースタッフ一同の想いです。

その先にあるものは、より洗練された酒文化であり、食文化です。社会の進展と共により昇華されて然るべきなのが文化です。この文化をとおして人々の品性なり美学もそれぞれに生まれ、精神的に豊かな社会が実現します。

たかが酒、たかが食ですが、されど酒、されど食でもあるのだと思います。

でもまだ不十分不完全な社会のように思えます。私たちのやる事、やらなければならない仕事はまだまだ山のように積まれている気がします。

今日まで酒文化を確立するために注力してきましたが、今後は関連する食文化も取り込んで豊かな食文化の向上をめざしていきたいと考えています。

◆名酒センターができるまで

名酒センターは、日本で唯一の日本酒専門情報誌『月刊ビミー』を発行していく中で誕生しました。取材で出逢った酒蔵の、酒造りに対する熱意が詰まった日本酒を、多くの人に届けたい。そんな想いで、日本酒の魅力を、皆様に伝え続けてきました。美味しい酒マガジン「月刊ビミー」は、1985年創刊の日本唯一の日本酒専門の情報誌です。月刊ビミーでは、蔵元レポート、著名人の日本酒にまつわるインタビュー、エッセイなど、様々な企画を通して日本酒の魅力を伝えてきました。創刊から35年経ったいまも、日本酒の今を伝え続けています。

創設者・編集長である故武者英三は全国の酒蔵をくまなく歩き回って取材を重ね、各蔵元をレポートしてきました。全国約3000場を訪ねました。それぞれの酒造りの現場で、蔵元や蔵人の想いや覚悟に触れてきました。

酒一杯の中には、言葉では語りつくせぬ、背景がありました。百聞は一見にしかず、どんな美文を並べても、実際、その時間にそこにいる人に味わっていただくこと、そのことで真の日本酒の魅力を語ることができると考えました。

そんな、書ききれない行間の想いを皆さんに味わっていただきたくて、蔵元を説得しました。

お蔵元とは、どれだけの時間をかけて語り合ったでしょうか。皆様がどうやったら、日本酒の魅力に気付いてくれるか…今でこそ日本酒のイメージも向上しつつありますが、30年程前は悲しいかな日本酒を飲む印象は決していいものではありませんでした。飲めば頭が痛くなる、悪酔いする、そんな酒も多かった時代です。ただそんな中でも信念を持って日本酒を造り続けている蔵元がありました。そんな蔵元との出会いは衝撃的でした。

どうにかこういう酒を皆様に届けたい、その一心でした。いくつも廃業する蔵元がある中で、今ある酒蔵は努力を怠らなかった蔵元です。継続していくにはそれなりの理由があります。全国区に知られていても、いなくても、その地で長い歴史を培い、個性的な逸品を造り続けています。

お蔵元の協力のもとで、試行錯誤しながら、名酒センターができました。

ひと蔵ひと蔵お蔵元の顔を想い浮かべて皆さんに日本酒を薦めてきました。

お酒を飲んだ皆さんの笑顔が嬉しくて、スタッフ一同皆様に、蔵直の様々なお酒を提供させていただきました。名酒センターには、日本の方のみならず世界各国から日本酒を飲んでみたい、というお客さまがいらっしゃいます。

名酒センターは、日本酒の世界に一歩踏み入れた人の、心からの「うまい」のお手伝いをさせて頂きます。



 <名酒センター株式会社 会社概要>
社名:名酒センター株式会社
本社所在地:
〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目2-12ライオンズプラザお茶の水1階 
TEL:03-5207-2420 FAX03-5207-2460
設立:1986年9月
代表取締役:武舎裕子 
取締役:今正光 武舎由莉 武舎吾郎
資本金:1,000万円
従業員:3
取引銀行:三井住友銀行 日本橋東支店、浜松町店
     みずほ銀行  浜松町支店
     芝信用金庫  営業部本店
業務内容
酒類(主に日本酒)、食品に関する広報、出版、市場調査、酒類、加工食品、調味料の販売及び輸出入
酒造等に関するコンサルタント
日用品雑貨、書籍の販売
事業部
*アンテナショップ事業部:地酒のPRセンター「名酒センター」を基幹に、会員蔵元の地酒を、消費者へ直接PR広告や、販売・試飲の提供を行います。
*メディア事業部:おいしい酒マガジン「月刊ビミー」を、発行し、インターネットやマスメディアを活用したマーケット戦略を企画、運営していきます。
*イベント事業部:展示会、商談会、セミナー、勉強会等、各種イベントを行い日本酒をPRで きる場を提供していきます。
*コンサルティング事業部:小売店・料飲店向けコンサルティング事業を行います。 醸造設計、ラベルデザイン、銘柄名のコピーライティング、販売戦略アドバイス等、日本酒醸造から販売までの全般をコンサルしていきます。
*企画・営業部:首都圏内の酒販店、料飲店へのお酒のアプローチを行い販売エリアの拡大を狙います。同時に、マーケットリサーチを行い、販売商品のコンセプト強化を狙った企画・提案、販売方法の企画・提案なども行います。
*酒類販売免許
 名酒センター御茶ノ水店酒類販売業免許取得(平成29年7月)酒類販売免許の条件緩和通知書(通信販売)