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第21話 ー大将の思い出のDVDー
2024.09.23更新
第14話 シンガポールでシメのドリアン!
ー深夜のシメのドリアン!ー
飲み帰り、シメにフルーツでも食べようかと近所をブラブラしていた酎すけ。シンガポールのフルーツ屋さんは深夜までやっているお店もあり、夜になるとたくさんのお客さんが、なんとドリアンを食べにやってきます。その光景は、まさに深夜のラーメン屋のような光景…。お酒とドリアンの相性は良くないため、お酒を飲みながらドリアンを食べてる人はあまりいないのですが、おそらく時間帯的に、ホーカー(シンガポールのフードコートのような店)や飲みの帰りにフルーツ屋に立ち寄っていると思われます。シンガポールは南国であるため、フルーツの種類が豊富で美味しいです。スナック感覚で串刺しのフルーツなども楽しめます。スーパーよりも、街の果物屋さんの方がリーズナブルで美味しい気がしました。
そして、近所のフルーツ屋で様子を見ていると、シンガポール人の男性が突然酎すけに日本語で声をかけてきました。「きみ、日本人?ドリアンに興味があるのかい?黒金猫山王(Black Gold Msw)が美味しいよ!食べてごらん!」とお裾分けしてくれました。
シンガポールは日本とビジネスの関係が深かったり、日本の観光客や駐在員が多くいるため、シンガポールの人は少し日本語が話せる人が多いのです。
なんだかブリーチの斬魄刀にでも出てきそうな、強そうな名前のドリアン…。
ありがたくいただくと、確かにカスタードのような甘く、ねっとりした味わいで美味!‥と思った直後に
ツーンとしたニンニクのようなかほりが襲来…!!こ、これがドリアン!まさに卍解‥。
一粒頂き、「ありがとうございます、確かに美味しいです!でも、あの〜もう大丈夫です‥。」と言ってしまうくらいのインパクトあるお味でした。
シンガポールの人の思わぬ優しさに、ドリアンデビューできた酎すけでした。
酔いどれ酎すけ
東京の下町で飲んで歌って笑って暮らしているネズミの酔いどれな日常。
ここでは、ビミー限定のストーリーを配信していきます。
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