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【香りに誘われて】「慶 和助」 未体験のご褒美満載
2024.10.10更新
【香りに誘われて】
串焼専門店 山鶏 湯島本店
千代田線湯島駅の2番出口を出て大通りを渡り、ドン・キホーテの横にあるハニービルの3階。上野広小路駅[A2]からは徒歩3分、御徒町駅から徒歩3分程の便利な場所だ。
まずは生ビールで喉を潤しながらメニューを眺める。「真田丸」なる信州上田の地鶏を扱っている。通常80日以上が地鶏の飼育期間として定着しているが、真田丸は飼育期間を120日〜140日に設定して歯ごたえのあるジューシーな鶏肉に仕上げているそうだ。
厳選された国産素材を使用した串焼きは、店で1本1本手刺しにして、備長炭で焼き上げる。
「その日に仕入れ、その日のうちに串にさしてお客さまにお出しします。だからランチはやらない。やきとりもお酒もフレッシュです」と店舗を運営する代表取締役・須藤昇美夫さん(45歳)は、素材の選定を徹底的に行い、信用できる業者さんから仕入れる。
有名でも悪い物は悪い、無名でも良い物は良いと、自らの目で舌で確かめることが必須だという。2011年にオープンしてからお客様が想定以上に増えていき。今では同ビルの7階と、赤坂にも店舗を構える。
店の食材やお酒へのこだわりがお客様を引き寄せていったに違いない。
さっそく今宵の炭火焼へ。真田丸のもも(429円)は、なるほどジューシーさが隠せない。白レバー(352円)はふっわふっわで穏やか。
日本酒は「光栄菊 SNOW CRESCENT無濾過生原酒」(光栄菊酒造・滋賀県)1合1298円を合わせる。復活蔵として初めて搾った銘柄だと聞く。
どちらも負けることなくそれぞれの旨味を感じさせながら一緒に美味しい。追加した「八色しいたけ」(319円)はぷっくりと食べ応えあり、「矢切ねぎ」(429円)はふんわりと口の中でとろける。「てふ 純米生酒」(国権酒造・福島県)1合1078円が口中で軽やかに舞う。
ここで、酔いの体感を戻すために燗酒を希望する。「ばくれん超辛口吟醸」(亀の井酒造・山形県)1合858円が届き、地鶏の蒸し鶏ユッケ(748円)山芋短冊、 明太子or梅肉和え(638円)鶏チャーシュー(693円)などの楽しいメニューとともに胃に納める。
こうしてやきとりと日本酒というド定番コースの夜は充実感で満たされる。呑んべ友人にはぜひ薦めたい店舗だ。
※コースメニューは2名様以上から
※コース利用時は現金のみのお支払い
<串焼専門店 山鶏 湯島本店 店舗情報>
住所:東京都文京区湯島3丁目38-10 3F/ 営業時間 17:00〜24:00(ラストオーダー 23:00) 定休日:不定休 電話:03-6803-0290
★営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。