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「若狭で「なっぱ煮」に感激した夜」
2024.10.31更新
人気ドラマ『孤独のグルメ』原作者である久住昌之さんがふらっと立ち寄ったお店、そこで嗜んだ地酒について気ままにつづります。
「武雄温泉でちょいと贅沢酒」
2024.04.30
6月13日に産業情報センターという出版社から「新・佐賀漫遊記」という本を出します。これはボクが2017年から2023年にかけて、断続的に佐賀を散歩した本。
焼き物の絵付け体験をきっかけに、佐賀通いが始まり、だいたい佐賀全土を歩きました。
有田焼・吉田焼・伊万里焼、温泉、有明海苔、佐賀ラーメン、バルーンフェスタ、演奏、進水式、忍者村、かかし祭り……おいしいこと面白いこといっぱい。
地味な県と言われ、多くの人が佐賀県がどこにあるかさえ地図ですぐに指差せない。でも歩いてみれば、驚くことばかりでした。
さて、佐賀でも夜になれば飲んでいましたが、その中でもおいしかった一軒。武雄の「あん梅」。ここは最初自力で「勝負」に出て入り、おいしかった店。
だけどその翌年、武雄で開かれたトークイベントの打上げで、地元の人に連れていってもらい、ボクの勘が正解だったことが証明された。嬉しかったなー。
さすが有田焼や伊万里焼の窯元にも近いせいか、器がどれもすごくいい。それも、ただ高級そうというのではなく、センスがいい。食べ物に合ってる。
そしてまた、そこに食べ物の盛り付けが美しい。器と響き合ってる。ボクは飲み屋でそういうことには、わりと無頓着な方だけど、この店では感心しました。
新鮮な海産物を中心に、何を食べてもおいしい。写真はお造り盛り合わせだけど、ね、美しいでしょう?これで酒が進まぬわけがない。肉料理に野菜もおいしい。
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