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【日本酒聞きかじり】「酒粕」
2024.02.27更新
【日本酒聞きかじり】夏酒
2022.05.13
「夏酒」は夏造るの?
四季を通してお酒造りをしているところもあるけど、多くの酒蔵は寒造りで10月頃から4月頃までが造りの時期だよ。
じゃ「夏酒」って何?
それは夏飲んで美味しいお酒。
「夏酒」
6月頃から徐々に店頭でみかけるようになる「夏酒」。12月~4月頃までの「しぼりたて」、9月頃からの「ひやおろし」のちょうど合間、6~8月ぐらいに出荷するお酒です。
「夏酒」に定義があるわけではないのですが、この時期の日本酒の需要を喚起するために、各酒造会社が嗜好を凝らし、夏に飲み易いお酒を涼やかなラベルで出しています。
生酒はしぼりたてだけのものではなく、夏にも活躍します。火入れをしていない生酒特有のフレッシュさや、瑞々しさが夏のメニューに合います。しぼってからしばらく酒蔵の冷蔵庫で保存されて出荷されるので、しぼりたての生より落ち着いていて、そこがまた飲み易さを加えています。柑橘系の爽やかな味わいは、夏の暑さを一掃します。
加水をしていない原酒(アルコール度数18~19%)なら、ロックがおすすめ。フローズンフルーツなどを浮かべれば、ちょいとお洒落にも。発泡性の低アルコール酒は、気軽にランチ酒にもなります。
もうひとつ、冷房の部屋で「燗酒」もおすすめ。終日冷房で冷えた身体を「燗酒」でいたわりましょう。
身体の芯から温まります。
春夏秋冬、バラエティー豊かな日本酒です!
<サケちゃんコレちゃん>
日本酒の神様である少彦名命をモチーフにしたキャラクター。
お酒を飲むのが大好き。
お酒造りにも興味津々。