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「若狭で「なっぱ煮」に感激した夜」
2024.10.31更新
人気ドラマ『孤独のグルメ』原作者である久住昌之さんがふらっと立ち寄ったお店、そこで嗜んだ地酒について気ままにつづります。
久住昌之のふらっと旅酒 #001 新潟編
2022.02.14
新潟、酒飲み天国。
~締めのラーメンまで~
夜の新潟駅周辺を初めて散策した。ちょっと歩いただけで、よさそうな古い居酒屋があるはあるは。
その中で、新しそうな小さな店「松崎屋」の大きな赤提灯に目を引かれた。
近づくと、格子のガラス戸で店内が見え、席はカウンターのみ、男性一人客が3人。入口そばの席が空いている。安心なパターン。入る。
ビールと揚げたての「レンコンがんも」を頼む。そんながんもどきなんて初めてだ。これが熱くてレンコンがシャキッとしてうまし!続けて佐渡のアオリイカの刺身を頼んだら、これがまた驚くほどおいしくて、この2品でこの店にして正解、と思う。
刺身となったらビールを飲んでる場合じゃない。オススメの酒は全て新潟の酒で、だけど聞いたことない銘柄ばかり!父が新潟出身のせいか(父は下戸)、ボクは新潟の酒が一番好きなのだが。
迷ったあげく「高千代」の純米酒を頼む。「氷点貯蔵瓶囲い・限定おりがらみ原酒」とも書いてある。なんじゃそりゃ。ぜんぜん意味がわからない。
でも瓶のラベルがいい。白地に瓶は透明で、銘柄名がメタルブルーでドンと入っている。新しくて、でも風格もある。酒は少ーし黄色っぽ。
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