-
「若狭で「なっぱ煮」に感激した夜」
2024.10.31更新
人気ドラマ『孤独のグルメ』原作者である久住昌之さんがふらっと立ち寄ったお店、そこで嗜んだ地酒について気ままにつづります。
「修善寺で蕎麦屋酒」
2023.04.30
春の修善寺は桜も、そのあとの新緑もいいい。修善寺にお参りしたら、軽く一杯やりたい。有名な竹林の小道のあたりには、おいしそうな店もたくさんある。
最近人気なのがワンコインの手打ち蕎麦屋さんで、屋台みたいなスタイルでとにかく安くておいしい。でもこの日は大勢の観光客が表で並んでいた。パス。
あんまり時間もなかったので、すぐ斜向かいにあった「胡々」という手打ち蕎麦屋に、あまり考えないで入った。
そしたらカウンター3席、テーブル3卓の小さいけれとこぎれいな店で、スッとカウンターに座ることができた。比較的新しい店のようで、まだ若いご夫婦が厨房でくるくると忙しく働いている。ビールを頼む。
いい天気で、ちょっと歩いたので、すこぶるおいしい。
わさび漬けをもらったら、予想と違う、ただ擦っただけのワサビみたいなものが来た。刻んだ茎など固形物が見えない。
ところが箸の先につけて舐めてみたら、甘みがある。これはたしかにわさび漬けだ。おいしい。食べたことのないタイプだ。
これ以降は有料会員様限定記事となります。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
※無料会員登録後に、ログインのうえ、有料会員登録を行ってください。
※無料会員にご登録いただきますと、更新情報などのメールマガジンが配信されます。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
※無料会員登録後に、ログインのうえ、有料会員登録を行ってください。
※無料会員にご登録いただきますと、更新情報などのメールマガジンが配信されます。