-
「若狭で「なっぱ煮」に感激した夜」
2024.10.31更新
人気ドラマ『孤独のグルメ』原作者である久住昌之さんがふらっと立ち寄ったお店、そこで嗜んだ地酒について気ままにつづります。
「さくら納豆」に、大いに戸惑う
2024.01.31
熊本の山鹿温泉というところで飲んだ。
まったく知らない街だ。連れて行ってくれた仕事の担当の二人(九州在住)も場所しか知らない街だった。指定されて泊まった宿から近い繁華街だったのだ。
車でその街に入って行った時、車の窓からボクが最初に「ここ、いいんじゃない?」と言ったのが、この店だった。
その後、車を降りて飲食店街をぐるぐる回って、結局、最初にいいと思ったそこがいいんじゃないか、ということになった。
「炉ばた焼き 葵」という。
入ると楕円形のカウンターの店で、真ん中に炉がある。最近見ない典型的な炉端焼きの店。すぐ座れたが、賑わっていた。
ビールを頼んだら、お通しに薄い揚げ餃子が2枚ずつ出た。食べたら中身は意外にも納豆だった。おいしい。
黒板を見たら、一番上のマグロ刺身の下に「ハイオ刺身」というのがあった。聞いたことがない。若いバイトであろう女性店員に聞くと、
これ以降は有料会員様限定記事となります。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
※無料会員登録後に、ログインのうえ、有料会員登録を行ってください。
※無料会員にご登録いただきますと、更新情報などのメールマガジンが配信されます。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
※無料会員登録後に、ログインのうえ、有料会員登録を行ってください。
※無料会員にご登録いただきますと、更新情報などのメールマガジンが配信されます。