新・ドラマ『あらばしり』主役・藤原樹にインタビュー

2025.01.30

新・ドラマ『あらばしり』
2025年1⽉9⽇（⽊）よりスタート！
日本酒を題材にした連続ドラマ『あらばしり』が、読売テレビ・ドラマDiVEにて放送中だ。

本作はライフワークとして⽇本酒の魅⼒を発信する橘ケンチ氏(EXILE/EXILE THE SECOND)と、俳優・脚本家・監督として活躍する平沼紀久氏が原案を⼿がけた⽇本酒の擬⼈化漫画「あらばしり」の実写ドラマ。

THE RAMPAGEの藤原樹氏が酒店の店主・伊藤吟役で初主演を務める。「絶対成功させないと、という責任感やプレッシャーはありましたが、とにかく嬉しかった」という藤原樹氏に作品への想いを聞いた。

日本酒飲んでみたいなという気持ちに

●作品の第一印象はどうでしたか？

日本酒が擬人化ってすごい話だなと思ったのですが、漫画を読んでいくと吟の成長物語ですし、ファンタジーで物語に入り込みやすく、共感もできました。とにかく日本酒が美味しそう。日本酒を飲んでみたいなという気持ちになりました。

●演じる際に意識していたことは？　吟の魅力をどんな風に表現しよう思いましたか？

撮影が始まる前にケンチさんとノリさんに日本酒会を開いていただいて、作品に出る日本酒の飲み比べをしました。

その時、吟はこの作品の中で唯一人間。他は人間じゃなくて日本酒なので、普通の人間、吟のリアルな人間の変化とかを大事に作ってほしいとお話を頂いて、そこを大事にしました。

いろんな出来事があって、それにとまどいながらも成長していく吟という生身の人間を、しっかり表現できるように意識しました。

●ご自身は日本酒をよく飲みますか？
初めて口にしたのは、お寿司屋さん。友達が頼んだのでそれを飲んで、その時は飲みやすいなと思いました。日本酒って年代が上の人が飲むイメージで、飲みにくいのかと勝手に思っていました。

先の日本酒会では、ケンチさんから話を聞いて、日本酒の深さを知ってから飲むと、より違いがわかりました。奥が深くて、合わせる料理によっても変わってくるので、面白いなと思い、日本酒を好きになりました。

●日本酒の深さってどんなところでしょう？
造りも違うし、造る人によって、酒に性格が出るという話を聞いて、そこに奥深さを感じました。

飲んでみたら知りたくなる

●なんとなく日本酒を敬遠する人がいます。日本酒未体験の方へのメッセージを。
とにかく１回飲んでほしいです。飲むまでは、手を出しづらいイメージがありますが、飲んでみると美味しい！　最初から深く知る必要はなく、でも飲んでみたら知りたくなる。この作品ではキャラがたっていて皆カッコイイ！

このドラマを見たら、誰もが日本酒を飲みたくなると思います。ドラマに出てくる日本酒から試してもらって、日本酒のことを知ってもらいたいです。ぜひテレビ越しに一緒に飲みましょう！

「あらばしっていこうぜ！」

【ストーリー】
祖⽗が遺した酒店を突然譲り受けることになった伊藤吟のところに、実在する６銘柄の⽇本酒が⼈間の姿で現れる。この酒の個性を表現したキャラクターたちが、店主・伊藤吟とともに訪れる客を日本酒でもてなし、癒していく。
【放送枠】読売テレビ・ドラマDiVE 毎週⽊曜深夜0時59分〜
放送後TVerにて無料⾒逃し配信
【出演】藤原樹⻄⼭潤市川知宏⼤倉空⼈吉⽥健悟⻘⼭凌⼤後藤拓磨
©タクミユウ・橘ケンチ・平沼紀久／講談社／「あらばしり」製作委員会