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夏のさつまいも博 2023/Summer SweetPotato EXPO 2023 &「夜のさつまいも博」
2023.07.18更新
Tokyo Sake Collection2022~サケコレ@アキバ日本酒の日~開催レポート
日本酒飲み比べイベント「Tokyo SAKE Collection 2022 ~サケコレ@アキバ日本酒の日~」を、10月1日(土曜日)、10月2日(日曜日)の2日間にわたって開催いたしました。本記事ではイベント会場の模様をご紹介します。

日本酒に触れる機会の少ない若い層や、海外の方々に日本酒の魅力を発信することを目的とした名酒センター主催の日本酒イベント「Tokyo SAKE Collection」は、今回で6回目。芝の増上寺から始まって、4回目から神田明神ホールに会場を移し、今回の会場は東京秋葉原のベルサール秋葉原にて、サケコレ史上最大規模での開催となりました。日本酒の日である10月1日と、その次の日の2日間の開催で、3000人を超えるご参加があり、日本酒の新たなファンの誕生が期待されるイベントとなりました。
参加した酒蔵は日本全国から34蔵。名酒の金字塔から、東京ではあまり見かけないレアな地酒まで約100種の日本酒がアキバに集結しました。

“日本酒の日”のスタート
開場するやいなや、日本各地から訪れた蔵元や蔵人が1階ステージに上がり、参加の皆さんと共に乾杯!ここからが日本酒の日のスタートでした。

秋限定の「ひやおろし」がこの季節のお薦めですが、米の味わいが満載の「純米酒」、酒蔵渾身の「大吟醸」、日本酒で造った「梅酒」など、各蔵個性豊かな日本酒が会場に並び、ステージから各蔵のブースに戻った蔵元や蔵人は、自慢のお酒を皆さんにご紹介。酒蔵さんとお話しできて嬉しい、日本酒ってこんなに飲み易いんですね、といった声があちこちから聴こえてきました。

1日のステージでは蔵元、蔵人のトークショーを開催。普段中々聞かない酒蔵あるあるの深堀トークや、秋葉原開催ならではの、好きなアニメや漫画のお話を聴いたり、ラップを披露する蔵元も出現し、会場が沸きました。





出展酒蔵





































美味しいご飯にも舌鼓!
また、日本酒にピッタリなおつまみやキッチンカーの出店、サケアイスもあり、みなさん思い思いにお酒や食事にデザートに、舌鼓を打っていました。






ゲーミング日本酒、日本酒ソムリエAI、イラストレーターコラボラベルも!
また、ゲーム専用にこだわった日本酒缶の試飲販売の出店や、日本酒ソムリエAIブースでは岩瀬酒造のお酒をAIと共に紹介。
新しい切り口で日本酒の魅力を紹介しました。




日本酒好き声優 前田佳織里&船戸ゆり絵トークショー!
1日、地下1階では日本酒好き声優の前田佳織里さんと船戸ゆり絵さんのトークショーを開催しました。二人がサケコレにご参加いただいたのは、今回で3回目。こんなにサケコレが続いて大きくなっていくなんて思わなかったと、感慨深げでした。

ファンの方々からは、会を重ねるごとにどんどん日本酒に慣れ親しんでいらっしゃる様子がうかがえました。


二人のステージに用意したお酒と同様のお酒をお楽しみいただきました。
トークショーは1部、2部、3部とわかれ、それぞれお酒もトーク内容も異なるもので構成されました。お酒のテーマは1部が「ひやおろし」、2部は「大吟醸」3部には「ちょっとおもしろいお酒」。乾杯酒は2種類を用意して皆さんと杯を挙げました。それから二人のトークショーに熱心に耳を傾けながらもお酒が注がれるブースに移動して、おかわり三昧の時間となりました。この会場には「のまっせ」という非接触型のIoTサーバーを導入しました。

企画盛りだくさんのトークショー
お酒にまつわる朗読劇も。
ストーリーは、電車のなかで隣り合った2人が偶然にも同じ学校の同級生で、同じ酒蔵に見学に向かう途中だった……というスタートで始まりました。
ファンの方々から寄せられたクイズも盛り込まれ、「メイドさんになりたいか?男装したいか?」「プリンが好きかゼリーが好きか」「仕事でやらなきゃならないとしたら、バンジージャンプか廃墟の病院に行くかどちらがいい?」等などの二者択一に、迷いながら回答。「クイズ 何年もののツイート?」では、二人の過去のtweetからファンの方々が出題していました。

二人のトークはお酒が回るとともに熱を帯びていき、会場は穏やかな熱気に包まれました。
3部最後の二人のメッセージは感謝の言葉でしめくくられました。
船戸さん
「みんなとかおりんと大好きなお酒を飲むことができて、美味しいおつまみも食べれて、サケコレは本当に幸せな空間です。これからも続いていくサケコレを皆さんと一緒に楽しみたいです。サケコレはきっとまだまだ続いていくと思うので、引き続きよろしくお願いします!」

前田さん
「サケコレを皆さん楽しんでいただけましたでしょうか!みんなと日本酒の盃をかわすことができるサケコレが私は大好きです。お酒って人と人との縁をつなぐものだと思ってますし、お酒をのむと絆ができる。サケコレはみなさんと私たちを繋げてくれるイベントだと思っています。今回またサケコレが開催できたのはいつも応援してくれてるみなさんのおかげです。これからも、わたしたちといっしょに楽しくお酒をのんでいきましょう。ほんとにありがとうございました!」

おふたりのお蔭で、全国34の酒蔵のお酒がより、キラキラしていました。美味しそうに日本酒を飲む笑顔が最高なおふたり。これからも日本酒の水先案内人となるはずです。

俺らの田んぼプロジェクト


新潟県新発田市にある「金升酒造」の協力で、二人が食米”コシヒカリ”と酒造好適米”越淡麗”を田植えし、杜氏の指導のもとに酒質等を考案。3月にはそのプロデュース酒第二弾が出来上がります。トークショーでは金升酒造の蔵元・高橋綱男氏がゲストとして登場しました。
こちらのトークショーやトークショー後に行われた楽屋トークの様子は、配信でご覧いただけます。
10月31日まで配信チケット発売中!
ステージでは落語やお笑いライブも!
2日目は笑福亭羽光師匠の落語やDB芸人によるお笑いライブを行い、お酒を片手に和やかな笑いが拡がりました。






酒蔵グッズを懸けたじゃんけん大会!
最後のじゃんけん大会では、酒蔵グッズの争奪戦。なかなか手に入らないグッズばかりで、皆さん振り上げた手に力がこもっていました。めでたく獲得された方、おめでとうございました

会場のテーブルの上には仕込水やペットボトルの水を配置し、常に水を飲んでいただくアナウンスをしていたこともあり、泥酔者はほとんど見かけず、終始楽しい日本酒の会が展開されていました。

日本酒好きな方はもちろん、アキバの開けた場所で行ったことで、日本酒を普段飲まないという方にも沢山ご来場いただいた本イベント。このイベントがきっかけで日本酒を嗜むようになった方や日本酒の魅力を知ったという方も多くいらっしゃり、日本酒の可能性を感じた2日間でした。大きな交差点でのたった2日間のイベントでしたが、またいつか日本中の街角に日本酒が当たり前に在る日が戻ってくることを願って、運営一同次なる開催へ向け、精進いたします。ご来場いただいた皆様、関わってくださった全ての皆様、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
名酒センターサケコレ実行委員会一同
