【トピック】サケコレでお馴染みの前田佳織里さん、船戸ゆり絵さんが東京国税局で記者会見に出席

2022.03.29

東京国税局の満席の会場で行われたのは、「GI山梨（清酒）　プロモーションビデオ制作発表会」。

国税庁が声優さんとコラボして動画を配信するのは初めての試みで、「お蔭さまで、役所にありがちな広報でなく、あらゆる世代に楽しんでいただける動画に仕上がっています。前田さん船戸さんには明るく楽しく伝えていただいて、こちらを少しでも多くの方にご覧いただけますように」と、国税庁からの挨拶で、記者会見がスタートした。

３７銘柄がGI認証酒

「GI」とは、「Geographical Indication」（地理的表示）の略で、清酒が「山梨県が産地であること」と、「一定の品質基準を満たしたものであること」を保証するもの。清酒のGIとワインのGIと２種類の酒でGI認証を得ているのは全国でも山梨で初めてとのこと。前田さんと船戸さんは、日本酒好きであることから、この東京国税局が制作したGI山梨（清酒）プロモーションビデオに出演することとなった。

山梨はミネラルウオーター生産量日本一を誇り、複数の湧水や河川が国の名水百選に指定された名水の地。５つの水系に１２の酒蔵があり、地の利を生かした酒造りにより、３７銘柄がGI認証を受けている。

美味しい日本酒が生み出される聖地へ

山梨県を訪れ、酒蔵を見学して、GI山梨認定酒を実際いくつか飲みながら、ペアリングを楽しんだ様子が動画に収められている。

お二人の山梨酒の印象、そしてどんな人に飲んでもらいたいか、　

「お酒を飲ませていただいて、水の軽やかさ、すっと入ってくるところが素敵だと思ったので、日本酒を苦手に思っている方だったり、初心者の方などにも幅広く飲んでもらたい。ひとことでは表せられないほど山梨の酒は魅力がつまっています。山梨に来たときに、まず空気のよさをすごく感じました。自然の恵みを活かした。ひとことで言うなら、山梨の酒は、自然２００パーセントです」（前田）

「お料理との相性が抜群にいいと思ったので、幅広くいろんな料理と一緒に飲み比べてたくさんの方と味わっていただきたいと思います。撮影時に初めて山梨に来て、まず空気が旨いと感じ、山を登って、広大な山々の自然が素晴らしいと思いました。山梨の酒を例えるなら、大自然！ですかね」（船戸）

2人にとって日本酒とは

日本酒は地域の自然が造りだし、地域に住む人たちの優しさが含まれてると語る二人にとっての日本酒とはどういうものなのか、という質問には「デビューしたてのとき、先輩にお店に連れて行っていただき、普段聞けない話を聞けたり、会話の幅も広がりました。そういう意味でも、人との縁をつないでくれるもの。人やお仕事をつないでくれるものだと思います。自分の原動力になる。おばあちゃんになってもずっと飲んでいたいです（笑）富士山より好きかも」と前田さん。

笑顔で聞いていた船戸さんは、「ほぼ毎日飲んでいますが、少しお酒を飲むと元気になりますし、よし、あしたも頑張ろうとか、前田さんも言ったように人との縁をつないだり、うれしさをわかちあえたりとか、素晴らしいものだと思います。私にとって特別なものではなく、生活の一部になっています。日本酒は、日本海より深いもの！」。

前田さん船戸さん共に、「仕事でお酒を飲ませていただけるってこれ以上ない幸せ、これからもお酒の業界に役立っていきたい」と結んだ。

日本酒業界は、心強いそしてキュートな味方を得た。

『前田船戸の酔宵日誌』連載中